全国不動産バイブル

投資家にとっては楽しみな時代の始まり

2011.10.14

九〇年代のバブル崩壊直後と同様に、手元のお金がなくなり、借金だけが残っているため、損は承知の売却が増加しています。○四年頃から高騰した土地を競って購入したデベロッパーやファンドは、これから大きな損出を被ることになります。これらの不動産市場の動きを見ると、みんなが買うときに競って買うと失敗し、逆に、みんなが売るときに買うと成功につながるということが理解できます。その意味では、○八年以降の日本の不動産市場では、売り主が増え、買い主が急減してきています。前章では、住宅に関して、下げはじめの焦りは禁物と書きましたが、投資という面からは、お金に余裕のある人(手元の現金が豊富な人)にとっては、やっと「買い」がめぐってきたということになります。これから先は、買い手の主張が通りやすくなりますから、投資家にとっては楽しみな時代の始まりと言えます。

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