不安感を感じた人と作業を中断した人が、風揺れの場合に比べてかなり多い。この違いが、風揺れと地震の場合の揺れ方の違いからくるのかどうか。風揺れではゆったりとした揺れが長く続くのに対して、地震の揺れには決まったパターンがない。激しく揺さぶられるような大きな揺れがきたときはやはり恐ろしいものだ。また、地震の揺れは風揺れと違って突然襲ってくるから、それが不安感につながるのかもしれない。いずれにしても、地震列島に住む日本人にとって、地震は特別な存在だ。
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怖いものの順番でも、「地震、雷、火事、親父」と最初にくる。近年では、兵庫県南部地震が引き起こした阪神・淡路大震災の記憶も新しい。地震の恐怖はつねに身近にあるという意識が、不安感の原因であるというのが本当のところかもしれない。もっとも、風揺れにしろ、地震の揺れにしろ、建物の揺れ方は、マンションの基本構造がどのようなタイプであるかで大きく異なる。